ギャザーってどれくらいの分量を入れたらいいのか分かりませんよね
だいたい縫い付ける所に対して1.3~2倍入れます。
なんでそんなアバウトなのかというとシルエットと生地の張り、厚みによって変わるからです。
実際の生地のギャザーの量と見た目について
シーチング
薄くて目が粗めの生地です。ハンカチとかブラウスなどに使われています
カツラギ
厚手の張りのある固い生地です。
カーゴパンツとかカジュアルながっちりしたジャケットとかに使われています。デニムのパンツ位の厚さの布です。
上から1.5、2倍フリル
シルシューデシン
薄くドレープが綺麗に出る柔らかい生地です。ワンピースやスカート、発表会の衣装などに使われます
上から1.5、2倍フリル
別珍
厚みのある綿の起毛(毛羽のある)生地です。
目安の長さ
写真のように同じ倍率でも薄いものは細かいシワで厚みがなく
厚いものはうねりが大きく一つ一つのシワが大きくなります。
そのため一律の倍率だとイメージ通りになりません。
なので厚い生地はギャザー量は少なめにフリフリさせたい程度であれば、縫い付ける辺に対し1.5倍する。
薄い生地はボリュームが出ないので2倍にする。
段々にそれぞれギャザーが入るスカートの場合
下に向かってどんどん布の量が多くなっていくスカートの場合、倍率によって薄い生地でもすそがまとわりつく位になります。
この場合1.3~1.4倍位におさえるといいですよ。
↑ここに自動計算フォームがあるのでとても簡単に作れますよ~。
ギャザーのある服を作る練習に丁度いいと思います。